しゃぶしゃぶは豚!豚が大好きだ!
牛しゃぶもうまいが、牛肉は基本的にはステーキか焼肉で食べたい。
どうしても牛しゃぶを食べなければならない時(どんな時?)は、本当に軽くしゃぶっとわさび醤油で食べるのが大好きだが、おいしい牛しゃぶの話はそれはそれで長くなるのでまた別の記事で書こうと思う。
目次
- 肉の準備
- 野菜の準備
- だしの準備
- つけだれの準備
- いざ実食
焼肉もそうだが、豚しゃぶの調理法はしゃぶしゃぶして食べるだけである。簡単な調理法だからこそ、肝心なのは準備である。
1.肉の準備

肉は肉屋で!
私は肉は近所の評判の良い肉屋で必要量をカットしてもらうようにしている。
デパートなどで売られている高級なすき焼き肉を想像してほしい。
肉は1枚づつビニールで挟まれているかと思う。
肉は空気に触れると味も品質もどんどん落ちていってしまうため、それを防ぐためにこのように包装されている。
スーパーのパックの物はスライスされて大部分が空気に触れているため、肉屋でスライスしたてのものと比べると、どうしても質が劣る。
しゃぶしゃぶは肉がメインなので、やはり良い肉を揃えたいので、可能なら肉屋で買おう。スーパーでも対面式の売り場でカットしてもらえるところがよい。
肉はとにかく薄く
厚さについては極力薄くスライスしてもらおう。
「しゃぶしゃぶ用で極力薄くお願いします」ぐらいは言っていいと思う。そうしないと、肉屋によってはしゃぶしゃぶ用を指定したのに結構な厚みでスライスされることもある。
肉が薄すぎると味がわかりづらくなるので適度に厚みを、という優しさかもしれないが、それならしょうが焼きでも食ってればいい。
薄ければそれだけ早く火が通り、しゃぶっとお湯にくぐらせるだけで食べれる。しゃぶ感をマックスに体感するためには、やはり薄くなければいけない。
必須部位は肩ロース
これは好みによるが、絶対におすすめなのが肩ロース。ロースではなく肩ロース。
ロースに比べて、肩ロースは霜降りになっているのでしゃぶっとすると脂がとろけて超絶デリシャス。
あとは説明不要、豚しゃぶといえば豚ばら肉もおすすめ。とにかく脂身はうまい。
他にも、ロースなどお好みで揃えよう。
2.野菜の準備
これも好みによるが、基本的にしゃぶしゃぶなので火の通りが早い野菜を薄切りで揃えたい。
必須野菜は長ねぎ
これは斜め薄切りにし、水にさらしている。水にさらすことで、ねぎのツンとした辛みなどがとれ、なおかつシャキっとする。
あまり長くさらすと栄養が抜けてしまうが、どうせ熱湯にくぐらせるのだから同じことである。適当にさらそう。
ちなみにねぎの刺激を楽しみたいときは青い部分をみじん切りにして薬味として使っている。
えのきはしゃぶしゃぶ向きのきのこ
えのきはきのこ類の中では火がとおりやすく、しゃぶしゃぶに適している。丁寧に束をばらしてから入れると火の通りも均一になるし、茹で上がりも早い。
一番おすすめは生きくらげ
入手方法が一般的ではないが、生のきくらげは超絶にしゃぶしゃぶに合う。これ単体で肉なしでもいけるくらいおいしい。
私はオイシックスで買うことが多いが、新鮮な生きくらげが売っていたらしゃぶしゃぶすることをおすすめする。
4.だしの準備
基本は水か、昆布だし。鍋で煮込むわけではないので、あまり丁寧にだしを取る必要はないと思っている。
日本酒をたっぷりいれるのもあり。
5.つけだれの準備

これはdancyuに載っていたマッキー牧元氏の特製だれ、そのままである。
つけだれ=醤油4:純米酢1:おろしにんにく少々
醤油は、表現しづらいが、食べる人が子供のころからよく使っていて、違和感を感じない、いつもの醤油でいいと思う。
醤油は生産地域によって若干味の傾向が異なるように思う。どこかの地方の高級そうな醤油を何度か買ったことがあるが、いつも食べなれている醤油と異なる印象を受け、いつものでいいやといつも思う。
ちなみにうちはキッコーマンの特選丸大豆か、最近はしぼりたて生しょうゆを使っている。
お酢は純米酢を使ったほうがいい。シンプルなつけだれなので、安い穀物酢などを使うと、味の差は歴然である。
うちはミツカンの純米酢を使っている。
今までこの自分で作るたれ以外に、様々なポン酢も試してきた。だいたいなにで食べてもうまいが、どうも柑橘系が多く入っているものより、醤油多めのポン酢のほうが豚しゃぶに合うよう感じた。その結果、この醤油、酢、にんにくのたれが一番豚しゃぶに合うと感じた。
おすすめ薬味は生かんずり
これまた好みによるが、私は生かんずりを投入している。普通のかんずりでもいいが、生かんずりは味にいっそう深みがある。
ゆず胡椒もいいと思う。
ただ、ゆず胡椒は色んな地域でいろんな物が出ていて、味もピンキリ。おいしいゆず胡椒は 桜新町の自然食品の店F&Fで買ったが、それ以来その店でみかけなくなり、今ではどこのメーカーだったかも定かではないのでおすすめできる物がない。
5.いざ実食
あとは自由に食べるだけだが、
自分が一度に食べる分をいれる
人の分までたくさんいれて放置なんてことをすると、あっという間にゆですぎになり、食べごろを失ってしまう。一度に食べる分だけをいれて、ゆですぎないタイミングで食べよう。
取り皿を1個多く用意しよう
鍋からたれに直接具をとると、たれがどんどん薄まっていく。取り皿を1個多く用意し、そこでワンクッションおいてからたれにつけて食べるとたれが長持ちする。
といった感じで食べることをおすすめする。
いろいろ書いてきたが、結局、堅苦しいことは抜きに自由に食べるのがいい。私は自由に食べ進めた結果、この豚しゃぶスタイルとなっただけである。この記事を読んだ方もこれを参考に自由に豚しゃぶライフを楽しんでいただければと思う。
